「友の幸せ」を願って

同じ職場の友が
心の病(やまい)で入院した
僕は先週の日曜日
彼の入院している病院へ見舞に行った
僕は手作りの「焼きそば」をお土産に持っていった

面談室で彼は、僕の作った「焼きそば」をおいしそうに食べてくれた
以前の彼は痩(や)せていたが、標準体形になっていた
表情もやわらかになり、穏やかになり
笑顔をみせるようにもなっていた

彼は一生懸命一日一日心の病と戦っている
あせらず、あわてず
今は心の休養に努めてほしいです
また、彼と一緒に仕事できる日が楽しみです

朝な夕なに、僕はご本尊様に
彼の病気回復を祈っている
彼がまた笑顔で職場に戻ってくれることを
僕は心の底から願っている
「友の幸せ」を願って
一日一日元気に生活できる僕自身の境遇に感謝している
友の幸せを祈ることは
「情けは人のためならず」という諺(ことわざ)どおりだ
僕は、生きていて、君にあなたに「ありがとう」と言いたい

       2015年7月23日(大暑) 亜紀海 春樹(あきの はるき)

     ※「情けは人のためならず」の意味※
人に情(なさ)けをかけ親切にすることで、その親切が、まわりまわって自分に戻ってくるから、人には、どんどん、情けをかけ親切にしなさいという教訓。
仏法の眼(まなこ)からみて、人間として人に情けをかけることは当然のことであり、人にはどんどん親切にしていきなさいという意味も含まれている。
後者の見解は、私の母校・龍谷大学の教えでもある。(龍谷大学のホームページへのリンク貼っています)


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