タクシー川柳 in 2020  青のタクシー


亜紀海イメージ
2020年、タクシーを題材にした川柳です。いわゆる、「タ クシー川柳」です。
みなさんに馴染みの深いタクシー。お客さんの立場とドライバーの立場、両方で作っていきます。

なお、一年かかって、順次更新していきます。時々、のぞいて見て下さい❢


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2020 年1月
タクシーと パソコンは 使い手の腕(どちらも技能・技術が勝負)

初春に タクシー乗り 笑顔もらう(初 詣でタクシーに乗ると、そのタクシー乗務員は気持ちよく、新年の挨拶を笑顔でくれました)

新しい年 夢を載せ タクシー走る(夢を乗せて走るタクシー、ス テキね)

夢叶えたい タクシーで 初詣(いつも夢を大切にしていきましょ う)

ねずみ🐀年 タクシーも 一番選手(干支の最初がネズミ、タク シーも一番乗りで走っていくかも?)

スマホ持って タクシー来ると 手を振る(今の時代を象徴した川 柳ではないでしょうか?)

墓参り 香炷き終えて タクシー呼ぶ(炷く:たく~心を込めて祈 る意味~)




2020年2月
雪道を 慎重に征く プロタクシー(プロ・ドライバーは安全を 最々優先)

タクシー乗り 笑顔もらって 柚子あげる(冬はゆず湯が気持ちい いよ)

明日は初ハンドル 美容院後(あと)に(明日からタクシーデ ビュー、髪を整えて、不安もあるが、夢と希望をもって未来へ歩みゆく……この女性を私は心から応援します。がんばってね❣)

タクシーで 駸々堂へ 新刊得る

苺食べ タクシー待つよ 春日和り(母娘で食べるおいしいイチ ゴ)

さやならを告げ 車窓に なごり雪(なごり雪とは、流れ落ちる涙 かも…) 




2020年3月 タクシーに 青切符 プロ涙顔(プロの違反は警察も容赦なし)

女性の 運転さばき プロの道(女性プロドライバー好きこそもの 上手なれ)

女性の プロ運転と その笑顔(運転がうまく、笑顔で接してくれ る乗務員)

タクシーを 愛する心 プロの道(愛車はいつもピカピカ)




2020年4月
コロナゆえ 空車表示 妻も泣く(ウイルス蔓延で、タクシー客大 減少)

四月とて 客足なし 金もなし

客なし コロナ恨むぞ 金欠だ(大幅収入減で、楽しみの昼ごはん も節約)

給与なし 家内に詫びる ドライバー(けなげに家内はパートで収 入を補う)




2020年 5月


今日朝 妻のマスクと 思いやり(妻が手縫いで布マスクを作って くれる。あるタクシー運転手の話を聞いて、その彼の‟想い”を句にしました。ちなみに亜紀海春樹は独身ですので誤解のないようお 願いします)

雨の朝 傘と笑顔の ドライバー(大切なお客様を傘を差して待つ 姿)

安全と 笑顔忘れず 我ハンドル(タクシードライバーの基本は安 全運転)




2020年6月
五月雨に 哀しみ流す テールランプ

ブラウスと ジャパンタクシー 五月晴れ(プロ女性タクシードラ イバー)

コロナより 夢乗せて あなたの幸せ

ドライバー 花柄マスク お洒落して(今日乗ったタクシードライ バーほ女性。白のブラウスに花柄のマスクがとても似合っていました。運転が上手くステキな大人でした。こちらこそ、ありがとう)




2020年7月 看護師辞めて 天職ドライバー(人の役に立つのは、どちらの仕事 も同じ。)

文月 車中で 夏便り(タクシーの中で大切な人へ、あなたへお手 紙を書く)




2020年8月 葉月となり 秋を迎える タクシー

今日は 8月5日 タクシーの日日 本で、タクシーが誕生したのは1912年8月5日。東京麹町で発足。皆様の足として愛され始めた記念日です。紆余曲折を辿って現 在の安全とサービスのタクシーに。コロナ禍と戦うドライバーたち;感謝)




2020年9月 挨拶と洗車 一日のはじまり(朝のタクシー会社の風景)

ハンドルと 妻の弁当 ありがとう(あるタクシー運転手が話して くれたことをもとに句にしました。感謝の気持ちを大切に奥様を愛し安全運転と笑顔をくださったTaxiドライバーのうちあけ話)

テールランプ 妻想う 愛のランプ(安全運転の基本はブレーキ。 妻のことを想い仕事に励むドライバーの惚気話:のろけ。ちなみに、その話に頷(うなず)いている私は独身です)




2020年10月
タクシーより バイクに乗る 我日々(私のバイクはピカピカで す)

悪のドライバーに 心砕く(くだく) (最低のTaxi- Driver)

ストレスの ドライバー多し 街景色(コロナ禍で疲れている Taxi-Driver→安全運転を祈る)




2020年11月 車好き スタンド女性 朝の笑顔

便器に ワックス掛けあり 美・ビックリ

煙草吸い 愚痴るドライバー 路地裏(気持ちはわかるけどポイ捨 てはやめてほしい)

妻はパート 詫びながら ハンドル握る(あるタクシードライバー が、体の弱い家内に仕事に行ってもらって、すまなく思っている気持ちを話してくれました。プロドライバーとしての心模様)




2020年12月
コートも買ってあげられないと 哀しむドライバー

(心やさしき上記ドライバー、コロナで収入減、妻を思う気持ち)

安全より 金儲け急ぐ 失格者(下記は、私のエッセイになりま す)
(技術・サービス……レベルの低いドライバーは業界から去るべきだと思う。就職はしやすいですが、技能なくハンドルを握り事故を 起こせば、責任は100%本人持ち。たやすい気持ちで就職すると他人も本人もダメになってしまいます。タクシー会社には本人の肩 代わりをするだけの経済的余裕がないところがほとんどです。事故を起こし、お金が払えず、交通刑務所に。一生、犯罪者としての前 科が付きまといます。社会的差別がどれだけ深いものか。私は、タクシー運転手を奈良でしていた頃、奈良少年刑務所に入所した人 が、差別と闘っている話をじかに聴いたこともあります。
老人介護関係の仕事も、腰を壊してしまう人が多いようです。か弱い人でも、10代20代に、学校で専門知識を実技として受けた人 は、コツを知っているので腰を痛めることが少ないようです。友人で、50代にして、老人介護職に就いた人がいます。身内、親の下 の世話はなんでもなかったけど、赤の他人のウンコの処置は大変で、さらに、とんでもない苦言を言われれば落ち込み、一か月はご飯 も食べられなかったとこぼしていました。仕事には慣れたけど、腰をいわすのが心配だと言っていました。その人は、タクシー免許も 持っているが、今の時勢を考えると、まだタクシーよりウンコまみれになる仕事の方がいいと言っていました。
介護の仕事は、若い人が若いうちに、その仕事に就いてほしく思います。介護職に対する若者への学資援助と報酬を国で高める方策を していただきたいです。
ただただ、私の友人が、腰を悪くしないでほしいと願うだけです。
交通弱者を守るタクシー業界への国の援助も大切に思います。運転技能のある人が、タクシー業界で働けるように。技能のない人には 免許を与えないべきです。タクシー業界が、誰でもいいで人を集め、事故が多く起きている現実を、国が直視し、対策をすべきです。 交通弱者を守るためにも、この分野に金をつい込むべきでしょう。ご年配者や障碍者(精神・身体共に)が心豊かに過ごせる社会こそ 本来の姿だと思います)


コロナより 知恵で稼ぐ ドライバー(コロナでも月に40万円以 上の給与収入のドライバーがいる事実→誠実さと真面目さと知恵、さらに運転技術・技能がしっかりしている根底がある事:あおり運 転にも対処できる)

コロナ禍で ハンドル握る 年の瀬(タクシードライバーのみならず、大変 な状況の中で、バス、トラックなど安全運転で日々運行される皆様に、心から感謝申し上げます。コロナ禍な中で、とんでもない運転 をする人もいます。でも真のプロは、もらい事故を絶対しない。私も、ドライバーでお金を儲けているときは、そうでした。事故なく 私はドライバーを卒業し、今は別の仕事でお金をいただいております。)



タクシー川柳は、今年をもちまして、閉鎖いたします。
みなさま、愛読ありがとうございました。


2021年からは、川柳のページを新しく発足いたします。
たまにタクシー関連のものも含まれると思います。
皆様、新しく生まれる、川柳のページ、楽しみに、愛読くださいませ。







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