句集:私の四季・私の道

2017年6月から2018年9月までに書いた俳句;65句    HOME-bannerトップページへ戻る
                        「私の俳句」バーナー俳句:目次ページへ
紫陽花咲く いと美しく 君のため
梅雨の季節(とき) 心に滲(し)みる 雨音聴く
友のため 心を想い 夏夜寝る
友の笑顔 初夏の緑に うれしかな
独りにて 心に滲みる 梅雨の音(聖教新聞2017年9月13日付入選作品)

小雨降る 職場へ向かう 梅雨の朝
野川にも 夏来にけらし 水の流れ
夏の朝 線香の香り いと嬉し
紫陽花の 雨に打たれて 我心
梅雨に咲く 花々のように 僕は生きる

梅雨の谷間 窓から独り 外を見る
都鳥 野川に泳ぐ 梅雨の朝
そっと寄り添う 盲目の人に 夏の朝
秋雨に 独りで過ごす 夜長を
恋終わり 秋の路傍(ろぼう)を 独りゆく

稔りの秋 俳句好きの父 今は天に
(父は奈良の田舎で農業と土木作業をする傍ら俳句を作るのが趣味でした。約13年前に霊山へ)

秋の風 ここ東京にも 虫の声
(秋、奈良の田舎は虫の声で一杯でしたが、東京でも虫の声が私のアパートでも聴けました)
秋風に 心洗われ 朝の道
秋風に 心洗われ 歩みゆく
恋破れ 独りで歩く 秋の道

秋桜(コスモス)の 揺れ動く姿 我が心
秋雨に 独り淋しさ 流れゆく
井の頭 葵(あおい)湖面に 白いボート(恋人同士が楽しそうにボートを操っています)
葵(あお)き樹々 やがて紅葉に 湖水移る
(木々が紅葉に移り行くのと、湖面に紅葉が写るのを掛けています)
井の頭 紅葉色へと 秋流れ

井の頭 咲く草花 秋の便り
贈られし 林檎の心 いと嬉し
ありがとう 心安らぐ リンゴ水
秋の音 心やすらぐ ジュースに
独りでも 大きな夢をみ 歩みゆく(2018年の年賀状です)

友がいる 心豊かに 感謝して(2018年の年賀状です)
恋愛に 歳の差はなし 良し女性(ひと)に(2018年の年賀状です)
柚子(ゆず)の湯に 独り楽しむ 秋の夜長
故郷に 紅葉来しと 想う今
奈良の味 母の実家より 米届く
(従兄は仕事の傍ら米作りをしています。奈良の美味しい米を送ってくれました)

天高く 友と微笑む バス旅行
エンジ色 秋のファッションに 微笑む友
独り聴く 秋の演歌に 心和む
ふるさとの 紅葉を想う 涙色
晩秋に ふるさと想う 哀愁歌

晩秋に 恋する心 紅葉(もみじ)色
街中に クリスマスキャロル 流れゆく
冬の空 小春日和に 心和む
恋心 君の幸せ 春を待つ
年賀状 一筆一筆 心込めて

年の瀬 独り夕餉(ゆうげ)に 箸を置く
年の瀬に 奈良より届く お菓子箱(私の故郷・奈良の親戚からお菓子のプレゼントが届く)
おさな児 清算前の 苺食べる(スーパーでお母さん持っている籠からイチゴを拝借する幼 児)
雪は降る 八戸の窓に 雪化粧(私のアパートは1階と2階で8家その窓に雪が降りかかる様 子)
一日の 感動を句に 春を待つ

バス旅行 友の心に 花が咲く
春の空 青く風が吹く 友の心
春の空 青く風が吹く 友の声
春の空 青く風が吹く 友の歌
宇陀川に 山紫水明 花は咲く(奈良の故郷を回想して、この句を作りました。桜の花です)

花は咲く 山紫水明 宇陀(うだ)の里
新緑の 山紫水明 宇陀の里
新緑が 雨に濡れつつ 涙する
梅雨空に 友の幸せ 願う日々
梅雨空に ふるさとの自然 想う日々

梅雨空に ふるさとの人々(ひと) 想う日々
秋風に 想いを馳せて 今を行く
秋の雨 ドット柄の傘 うれしそう
秋の朝 秋の足取り 爽やかに
雨に濡れて ドットファッション 秋色に

   短歌
昨日は雨 でも今日は晴れ うれしきかな 梅雨の谷間に 心癒され
皆で歌う 秋の音楽 楽しきや 幸せの泉 ピアノと共に
秋風吹き ピアノの音色 美しい 心に響く あなたに僕に
秋の朝 ドットファッションに 雨降りて 季節(とき)の流れに 心癒される

   川柳
歯医者にて 微笑み返し 女の児に


65点の俳句を読んでいただき、あ りがとうございました❣ 亜紀 海 春樹より





inserted by FC2 system