エッセイ：井の頭公園・自然の詩（うた）～東京・自然のある風景～

井の頭公園・自然の詩～東京・自然のある風景～

 　　梅雨のみぎり、お見舞い申し上げます。

　上の写真は、東京・吉祥寺駅より歩いて5分のところにある“井の頭恩賜公園”の自然を写したものです。

　梅雨の狭間（はざま）に撮りました。緑と池が美しいハーモニーを奏でています。「ありがとう」のハーモニーであるかもしれません。ボートに乗っている人がいます。遊歩道を歩いている人々もいます。東京は大自然というところは少ないですが、東京にもこうした小さな自然があるのです。

　私は、この井の頭公園が大好きです。独りで歩くのもよし。恋人と一緒に歩くのもいいかもしれません。今、私は、恋人と一緒にボートに乗って井の頭池を遊泳したい気持ちで一杯です。でも、それは夢の、夢の話です。

　老若男女、若いカップルが、老夫婦が、外国人が皆それぞれに、心にそれぞれの想いを抱いて、6月の公園散策を楽しんでいます。

　読者のあなたも、一度、井の頭公園に来て下さい。楽しみが待っていますよ。

 　　2018年6月23日(土)　　亜紀海 春樹