外国人と障害者の方々への気配り

~目の不自由な方のお手伝いが出来ました~

 

 私の家の最寄り駅は、今、南側の西へ向う通路が工事中で狭くなっています。点字ブロックが壁の内側に入ってしまって使えない状況にあります。

 先日の夕方6時頃の出来事です。白い杖をついた60歳前後と思われる女性の方が、駅の構内で戸惑っておられたので、私は勇気を出して言いました。「恐れ入りますが、私がお手伝いしましょうか」と。「買い物をして、家へ帰りたいのですが、点字ブロックが塞がっているので困っています」と彼女はおっしゃられました。私は過去にタクシー運転手をしていた経験があるので、エスコートできますと言って、私の右腕をもってもらい、彼女に同行しました。

 点字ブロックのあるところまでゆき、そこにあるお店で彼女は買い物をしました。その女性は、「申し訳ございません」と何度も言って、お礼の言葉をかけて下さいました。勇気をだして言った私の一言で人助けができ、私もうれしい限りです。私は幸せを実感できました。

 私はSGIのメンバーの一人として他の駅などでも外国人に、“Excuse me, May I help you? とお声かけし、私の片言の英語で案内してあげることがよくあります。

 これからも私は学会員としての誇りをもって、身体障害者や外国人の方々のお役に立つ行動をしていきたいと思っています。


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